昼間人口85万人を抱える千代田区、首都圏に大地震が発生した場合57万人超の帰宅困難者が発生すると想定されています。ましてや秋葉原は都内でも有数の接続駅であることから帰宅困難者が特に集中することが予想され、混乱することが想定されます。
当然関連機関との連携による支援体制は重要なのですが、やはりここは秋葉原で働いている人や、秋葉原好きの方々が常日頃からの準備や訓練をし、多くの人で混乱した場合アドバイス出来る程度になっておくことは重要だと思います。
今回そういう有志の方々を募り、千代田区、神田消防署、万世警察署、秋葉原周辺地区地域協力会等の協力主催により、東日本大震災の発生から2年となる3月11日、千代田区帰宅困難者対応訓練と一斉防災訓練(シェイクアウト)が秋葉原駅電機街口にて行われました。
内容は受入準備、受入人員管理、物資提供(水・携帯トイレ・ビスケット・保温マット)、情報提供等の運営訓練、初期消火・傷病者応急手当の訓練で帰宅困難者や怪我などをした方々をサポートする内容を行いました。
実際参加してみると、ビルの倒壊の恐れのある区域を避けて避難所に行くルートや、避難所の場所収容人員、怪我や混乱した方々のサポートなど色々とためになる内容が満載でした。また参加者には水・携帯トイレ・ビスケットが提供され、なんと神田消防署からは大人気の『神田よくみ』ちゃんのクリアファイルまで頂きました。
ただ今回参加者が少なかった事が残念でした、千代田区の担当者の方も秋葉原を愛している方々にもう少し参加して頂ければ・・・と言っていました。秋葉原を愛している方々『神田よくみ』ちゃんを悲しませない為に、秋葉原に来る方々の為に次回の訓練には是非とも参加して頂ければと思います。