『絵師100人展』はライトノベル、ゲームなどの第一線で活躍する人気絵師100人が“日本”をテーマに描き下ろした作品を一堂に展示するイベントで、今年は「日本の一景」をテーマに105人の絵師が新作イラストを出展しています。
近年では漫画ではなく、ライトノベル、ゲームの挿絵などのポップカルチャーが世界で注目を浴びる傾向にあり、それを受けて日本国内でもおじさんと言われる年代にもやっと評価される様になりました。
こうした領域で秀麗なイラストを描く画家は江戸時代の浮世絵絵師になぞられて『絵師』と呼ばれており、多くの若者に支持されています。
『絵師100人展』は江戸時代に庶民が親しんだ「浮世絵」と同じ様に、現代に生きる若者の心をとらえ、世界にて高い評価を受けている現代の『絵師』100人以上が、統一のテーマにて新作を描く展覧会として「外務省」「経済産業省」「観光庁」の後援のもと「産経新聞社」主催にて行われています。
初日は『絵師』達の絵を早く見ようと、開場前から300人程のファンが訪れ、一日中混雑しており、夕方になっても人が減ることはなく、人気の高さを感じられました。
今回のテーマは「日本の一景」とあって日本の美しい自然や身近な風景、そして日常の一コマを日本人が持つ豊かな感性にて描かれた作品が多数あり見る人の目を飽きさせませんでした。
作品は入口から春夏秋冬といった感じでそれぞれの季節ごとに作品が展示されています。また、特に人気の高い『絵師』の絵には多くのファンが立ち止まり感動とも言えるため息をついているのが印象的でした。
ちなみに、物販コーナーはかなり盛況で外にまで列が出来る程でした、これから『絵師100人展03』を訪れる方は先に物販を購入してからが良いかも知れません。
※『絵師100人展03』
開催期間:平成25年4月28日(日)~5月6日(月・休)
会 場:AKIBA_SQUARE(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX2F)
開館時間:10:00~20:00 ※入場は閉館の30分前まで
入場料 :高校生以上 1,000円/中学生以下無料