最近取材にて池袋、中野の店舗の方々と話す機会が多いのですが、女性のグッズ購買力は凄く、男性の比ではないと皆さん口を揃えて言います。また男性の場合は購入単価は高いが、数が出ないので店舗への貢献度は少ない、女性は単価は安いが数はかなり出るので、在庫率が少なく正直ありがたい顧客層という意見も多く聞きます。
また男性の場合は無料配布を行っても店舗では購入してくれない、女性は多くの人が何かしら購入してくれるとも。
残念ながらサブカルチャーの街を唱えながら、その購買層の多くを逃してしまっているのが秋葉原の現状で、現在新規導入客で牽引してくれているのはカラオケ店、カードゲーム店といったところです。
そして昨日今日とその現象が秋葉原で見られています、5月1日に「コトブキヤ秋葉原館」にてサクライ氏による「うたの☆プリンスさまっ♪」B'sLOG描き下ろしイラストを使用した特製クリアファイル「美風 藍」の配布を行ったところ、平日にも関わらず開店前から多くの乙女の方々の列が出来、ほとんど途絶えることがありませんでした。
そしてクリアファイルを手にした乙女の方々はそのまま店舗内で、何個かのグッズを購入して行きました。
あとラジ館工事現場の防護壁が1日から、うた☆プリ♪「ST☆RISH」の広告になったところ、多くの乙女の方々が撮影に訪れており、聞いたところ熊谷や平塚からわざわざ撮影に来たとのことで、「コトブキヤに寄ったら、そのまま池袋へ直行する」と話してくれました。
秋葉原にもう少し乙女系の商品を扱う店舗が増えれば、この様な客層も取り込めたかも知れません。
また女性客が増える事で秋葉原の治安も良くなり、違法リフレなど風俗店舗の増加を抑える効果も期待出来ます。
確かに乙女系の商品は、キャラの人気の動向が激しく萌えキャラと比べて選別が大変ですが、秋葉原にもう少し扱い店舗が増えてくれればと願わずにはいられません。