『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』がいよいよ7月6日に全国ロードショーされるのを前に、6月29日両国国技館にて公開記念イベント「劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013」が行われた。
今回のイベントは両国国技館では「銀魂春祭り2010(仮)」「銀魂桜祭り2011(仮)」に続いて、3度目となるイベントとなり、昼の部と夜の部の2回公演のほか全国81もの劇場にてライブビューイングされ、約4万人ものファンがこのイベントに参加した。また会場内は9割以上が女性で埋め尽くされ、女性に人気のアニメであることを改めて実感させられた。
イベントには、杉田智和(坂田銀時役)、阪口大助(志村新八役)、釘宮理恵(神楽役)、の主要キャストのほか、OP、EDを担当してきた歴代アーティストのAMOYAMO、SPYAIR、PAGE、MONOBRIGHTが登場。また、特別ゲストとして坂田金時役の中村悠一、朧役の井上和彦、将軍役の小野友樹、信女役の平野綾さんが登場した。
イベント開始前に、桂小太郎役の会場マナーの心得をラップに乗せて歌う映像が流れると、ファンは早くもMAXとなりなり、「攘夷!攘夷!」の連呼に包まれた。
そしてイベントが始まると銀時のコスプレをした杉田を先頭に、銀時の着流しなどをはおり主要キャスト陣が登場。挨拶のあと、「名場面をふりかえっちゃおう!」コーナーが始まり土俵に設けられたステージ上にて、各キャストが生アフレコを行い、ファンは大画面での名場面と声優陣の生の声を堪能した。
生アフレコ「金魂篇」では、特別ゲストとして金時役の中村が登場。中村が「主人公の中村悠一です」と冗談コメントをすると会場は割れんばかりの笑いと声援で包まれた。またそのほかの特別ゲストの朧役の井上和彦、将軍役の小野友樹、今井信女役の平野綾さんは「一国傾城篇」にて登場、同じく
熱い声援を受けた。
『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』の一部先行上映開始前には、タキシードやドレスで正装した監督、プロデューサー、キャスト陣がレッドカーペッドを歩き、中央ステージへ登場。藤田陽一監督は「一昨日の朝に完成したばかりです」と公開直前まで制作に追われていたことを報告。「原作者の空知先生も見て(誰だよ!こんなおもしろい話を描いたのは!)と言っていた。自信をもって言える作品です」と語った。
また杉田智和(坂田銀時役)は「僕は欲しいか、必要か、の二択で普通は必要を選ぶものだけど、アニメ『銀魂』は初めて欲しいと思って選んだ。特別な存在ってこういうものなのかなと思う。集大成として劇場版が本当の本当に公開されます。今、余計なボケを考える暇がないくらい高揚しています」と語った。
その後ファンととも神主による劇場版成功祈願が行われ、杉田智和(坂田銀時役)、中井和哉(土方十四郎役)、鈴村健一(沖田総悟役)、石田彰(桂小太郎役)4名がSMAPも使用したと言う8メートルの高さまで登る台座の上から劇場版公開のカウントダウンを宣言。ファンは途中オープニングの生ライブを交えながら劇場版を楽しんだ。
劇場版の一部先行上映、各キャストのコメントが終り終了宣言をしようと思ったところで、エリザベスが「忘れているんじゃないのか?」と乱入。SPYAIR の「サムライハート」が会場に流れ、会場は一気にMAXへ、最後は「HEY! HEY! サムライハート!!」の大合唱で2時間半にわたり行われた「劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013」の幕を閉じた。
『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』は7月6日より全国公開となる。
『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』7月6日(土)より全国公開
(c)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会