『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』が7月6日ついに全国公開された、完結篇というタイトルを打ち出し多くのファンが期待を持っていた作品だけに、当日は各劇場とも朝早くからファンが押しかけどの劇場も賑わっていた。
そして、その初日舞台挨拶が新宿バルト9にて、藤田陽一監督、ゴリラ(空知先生)そしてメインキャストである坂田銀時役の杉田智和さん、志村新八役の阪口大助さん、神楽役の釘宮理恵さんが出席して行われた。当日はこの舞台挨拶を目当てに来場したファンも多く上映が終わり、監督、キャストらが入場してくるとファンから歓声が上がった。
銀時役の杉田さんは観客の客層を見て「子供が多いのかなと思ったら、大人から子供まで幅広い年齢の方が見て頂いているのに驚いた。7~8年やっているといろんな人が観ているんだなと今になって思う」とコメントし感慨深く客席を見回していた。新八役の阪口さんは「こうして公開を迎えられて本当によかった。詐欺の多い作品なので」と冗談混じりに語った。
藤田監督は、「完結篇なので、やり残しがないよう作った。まだ現実感がないけど、喜んでくれるお客さんの顔を見てこれから噛みしめたい」とファンに感謝の言葉を語っていた。
また、上映の1週間前に作品が完成したことを伝え、銀時役の杉田さんが「アフレコは映像が出来ていないので、こんなイメージかなと思い行ったが、実際出来上がりを見てみると想像していたものを遥かに超える迫力だった」と語り制作陣への感謝の言葉を伝えた。
神楽役の釘宮さんは、「今回はキャラのイメージが変わり神楽独特のなまりがなかったが、その分逆に大変でした」と今回神楽のキャライメージが変わったことへの苦労を語った。
最後に銀時役の杉田さんは「なくならないもの、不滅なものというのは確かにあります。「銀魂」がなくなるわけじゃない」と完結篇にて別れを惜しむファンに語り。
新八役の阪口さんは「年続けてこれたのはみんなの応援があったから、本当にこれで終わりなんですかね、皆さんの応援があれば」と引き続き「銀魂」への応援をファンにお願いしていた。
また藤田監督は「1回目だと振り回されるくらい、けっこうな情報量を詰めている。何度も見てまた新たな発見があるはず」と何度か映画を見て欲しいことをファンに伝え、その後客席のファンと共に記念撮影をし映画成功を祈願し幕を閉じた。
なお、新宿バルト9のCAFE OAZEには『劇場版銀魂』の貴重な原画や等身大たて看板などが展示してあるので、訪れた際は記念撮影をしてみてはいかがだろうか。
☆劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』公式サイト http://www.gintama-movie.com
(c)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会