任天堂社長の岩田聡（いわたさとる）さんが11日、胆管腫瘍（たんかんしゅよう）で亡くなった。55歳だった。

 

同族経営の任天堂から初の同族以外の社長として42歳で社長就任した岩田さんは、北海道出身で高校生の頃からゲーム開発で注目される存在で、任天堂社長に就任してからも「私の名刺には社長と書いてありますが、頭の中はゲーム開発者です。心はゲーマーです。」と言った名言で知られるユニークな天才肌の経営者だった。

 

日本を代表するゲームメーカー任天堂の新機軸として「Nintendo Direct」で牽引しようとしていた最中の訃報であり、無念だったのではないだろうか。日本のゲーム界には衝撃の一日となった。