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2013.04.01

「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2013」が閉幕、人気ブースの成功の鍵はアニメの世界観を大切にしているか

「アムラックストヨタ」は人気アニメ『ガールズ&パンツァー』の公式痛車の販売を発表した

2013年3月30日から31日迄開催された「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2013」が本日無事に終了した。総来場者数はまだ分からないが、2日間を見た感じ昨年よりは明らかに混み合っていたので、昨年の4万1千人は軽く超えていると思われ、成功といっていいだろう。

 

そこで今回は注目を浴びたブースやコーナーをいくつか取り上げてみたいと思う。 

 

まずは今回初出展となる「Ameba」のスマホ専用ソーシャルカードゲーム『ガールフレンド』のブースだ、いまや登録ユーザー数150万人を超えるゲームで、アキバの人間で知らないと言ったら潜りと言われてしまう程の人気なのだが、まだアニメ化もされていないこのブースに多くの人が押しかけていた。

今までのカードゲームと違い、喋るカードゲームとして60人にも及ぶ人気声優さんを起用して仕掛けているのが、アニメファンの心を引いているのかも知れない。担当者は「認知度をさらに高めるため」と話していたが、先行しているカード会社もこの新しい形式のソーシャルカードゲームには注目していると思われる。

 

次は「アムラックストヨタ」、池袋にあるショールーム「アムラックス東京」において、アニメとのコラボイベントなどを頻繁に開催しているが今回はあの人気アニメ『ガールズ&パンツァー』の痛車。室内には主人公、西住みほ役の渕上舞さんの声が収録したカーナビゲーションを搭載されており。実際に販売されるとの事で注目を集めていた。

ちなみに販売方法だが、4月2日12時半から13時にニコニココミュニティ「痛車開発会議」をニコニコ生放送するので、その番組内で発表するとのことだ。

 

そして「ローソン」のブース、最近ではコアな深夜アニメを中心に、さまざまなアニメとコラボして成功を収めているのはご存知の通りだが今回はイベント出展限定商品として人気の『アイドルマスター』を販売、また「京まふ(京都国際マンガ・アニメフェア)」にて販売された「魔法少女まどか☆マギカ生八ッ橋」も取扱い、グッズ専門業者を差し置いて2日間とも瞬殺で完売していた。

 

ほか、コーナーではやはりアニメフードで、各アニメ話中にて出てきた物を実際に食べれるとの事で、世界観を共有したいファンで終日賑わっていた。

 

この様なアニメイベントで成功している企業ブースで感じる事は、アニメの世界観を大切にしているところだ。基本的なことだが、この点を理解している事がアニメ関連で商売をすることのキーである事を改めて実感した。

 
 

今回初出展となる「Ameba」のスマホ専用ソーシャルカードゲーム『ガールフレンド』のブース

今までのカードゲームと違い、喋るカードゲームとして60人にも及ぶ人気声優さんを起用して仕掛けているのが、アニメファンの心を引いている

「ローソン」のブース、最近ではコアな深夜アニメを中心に、さまざまなアニメとコラボして成功を収めている

完売後に「ローソン」ブースを訪れたファンは見本を見て去って行った

「京まふ」にて販売された「魔法少女まどか☆マギカ生八ッ橋」の限定販売も午前には完売だった

アニメフードで注文した品々、アニメ話中にて出てきた物を実際に食べれるとの事で、世界観を共有したいファンは多い

最終日、コスプレ広場も賑わっていた、最近では男性向けと同じく乙女系受けするレイヤーが増えてきた(うたプリのレイヤーの方々)

偽物語の忍野 忍、阿良々木 暦、忍野 忍 コスプレすることでよりアニメの世界観に浸れるとのこと

もはやアニメイベントでは定番となった「魔法少女まどか☆マギカ」だが全キャラ揃う事で注目度が上がるとのこと

最終日の出口では今一番人気のアイドルマスターの巨大ポスターが来場者を見送っていました