AKIBAスコープ

PC版

AKIBAニュース

2013.04.05

大手メーカーが広告に続々と起用する「擬人化」という手法

『雪印コーヒー』が発売50周年を記念し、「pixiv」とタイアップして「雪印コーヒー擬人化イラストコンテスト」を始動した

 
コンビニに行くと、ついつい手が伸びてしまう紙パックの飲料といえば、そう『雪印コーヒー』子供の時から変わらない味で全国どこのスーパーに行っても売場に置いてあるという安心感。いまや日本を代表する飲料といった感じだが。
 
この『雪印コーヒー』が発売50周年を記念し、「pixiv」とタイアップしてその名も「オレたちのゆきこたんプロジェクト 雪印コーヒー擬人化イラストコンテスト」を始動した。
このコンテストは、「雪印コーヒー」をイメージしたオリジナル擬人化キャラクターを募集する企画で、優秀作品には賞金20万円&ご自身の投稿作品が収録された同コンテストの作品集がプレゼントされるほか、雪印コーヒーのパッケージデザインとして採用発売される。
 
擬人化のジャンルは元々根強い人気があり、少し前では世界の国々を擬人化したウェブ漫画『ヘタリア』、最近ではWindows 7の「窓辺ななみ」Windows 8の「窓辺ゆう」と「窓辺あい」が人気を集めている。その為かこの数年、擬人化キャラを活用して商品イメージや売上げの向上に繋げようという動きは全国に広がっており、昨年のサントリーの清涼飲料「C.C.Lemon」の擬人化キャンペーンではターゲットである若年層へのイメージ向上に成功している。
 
今回の「“ゆきこたん”プロジェクト」も「C.C.Lemon」と同じく清涼飲料を好む若年層へのイメージ向上を目的としており、ニコ動と同じく20,30代から熱い支持を受けている「pixiv」への投稿という手法を取っている。
「pixiv」の場合、投稿作品の閲覧数や評価点をリアルに確認出来るうえ、色々なコメントが出来るため、全員が参加しているという一体感がキャンペーンを盛り上げる効果もあり、若年層にアピールするのには最適だ。
 
 
今回の「ゆきこたんプロジェクト」も4日目には作品投稿数が500を超えており、総閲覧数は、かなりの数字になっており成功を収めると思われる。
 
なお「オレたちのゆきこたんプロジェクト 雪印コーヒー擬人化イラストコンテスト」の概要は下記の通りとなる、絵心のある方は応募してみてはどうか。
 
「オレたちのゆきこたんプロジェクト」特設サイト⇒ http://www.yukicocp.com/
 

・募集期間:2013年4月1日(月)~4 月30日(火)23:59まで

・優秀作品(6名様)

 -賞金20万円

 -自身の投稿作品が収録された、イラストコンテスト作品集

 -投稿作品を雪印コーヒーの広告デザインとして採用し、コミックマーケット84で広告掲出

・入賞作品(200名様)

 -ご自身の投稿作品が収録された、イラストコンテスト作品集

・参加方法:テーマは「雪印コーヒー擬人化」⇒ http://www.pixiv.net/contest/yukicocp.php