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2013.04.26

出版から映像へ、映像からあらゆるメディアへ新レーベル「オーバーラップ文庫」本格始動、秋葉原駅構内にブース出展

秋葉原駅構内に4月28日まで『オーバーラップ文庫』の展示ブースが展開されている

秋葉原駅構内に4月28日まで『オーバーラップ文庫』の展示ブースが展開されている。
 
ライトノベルに馴染みのない人は聞きなれないレーベルであろう、それも当然で同レーベルはこの4月25日に新たに創刊されたライトノベルの新レーベルだからだ。
 
このレーベルは昨年設立された『株式会社オーバーラップ』が手掛けており、方向性としては総合エンターテインメントパブリッシャーを目指している。
 
つまり「出版から映像へ、映像からあらゆるメディアへ」1つのメディアに縛られることなく、最適なメディアで作品を生み出し、複数のメディアへ展開していく事を目的としている。
 
ラノベ、アニメ好きの方ならピン!!と来ただろうが、この流れ最近の成功作品の流れそのものだ。
 
それもそのはずで、この会社を設立したのはあの「メディアファクトリー」にてライトノベルレーベル「MF文庫J」・コミック誌「月刊コミックアライブ」等の立ち上げを企画、最近の人気アニメの流れである“出版×映像”のシナジーを生かしたクロスメディアビジネスを立ち上げた経営陣だからだ。
 
つまり、2005年頃からのアキバ萌え文化の成長そして、アキバ系アニメが世界に「cool japan」と認められる礎を築いた先鋭が、新たな展開をすべく設立した会社だけに、今後どの様な作品を生み出し、新たにどの様に展開をして行くのか楽しみである。
 
当然「電撃文庫」「MF文庫J」など現在人気のレーベルにとっても今後気になる存在になって行く事だろう。
 
また、これから作品を手掛ける各種作家候補の方々も、新たな展開をして行きそうな『オーバーラップ文庫』に一度投稿してみても面白いかも知れない。
 
 
なお『オーバーラップ文庫』では現在「メディアファクトリー」より版権を引き上げた人気作品の『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』の続編の「IS<インフィニット・ストラトス>(8)」含め7作品をリリースしており、今後毎月新刊を展開して行く予定だ。
 
 

『オーバーラップ文庫』のブースは撮影自由だ、また作家陣のサインも多数

IS公式痛チャリ「シュヴァルツェア・レーゲン」号が4月27日14時~17時に秋葉原にてデモ走行する予定だ

TVアニメIS<インフィニット・ストラトス>篠ノ之箒等のPOP

反対側には4月25日発売されたノベルの巨大看板が

よろず屋退魔士の返済計画(1)100億の契約書・16:00 の召喚魔法(1)

ロンリー・マイセルフ・サーガ(1)はかなり売れている

「ボクは乙女でひとり占め」天草白氏・東雲龍氏

「浮遊学園のアリス&シャーリー」むらさきゆきや氏・しらび氏

秋葉原ではとらのあなAの店頭にもディスプレイが