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2013.06.14

アニメ「有頂天家族」メディア展開が活発、京都のラッピングバスや秋葉原での原画展など

6月12日から京都市内中心部を3ヶ月循環し「有頂天家族」をアピールする

森見登美彦原作、キャラクター原案久米田康治のアニメ『有頂天家族』がTOKYO MX、KBS京都、サンテレビで7月7日(日)より放送が開始されることが先週発表され、ファンの期待も盛り上がってきているが、これに先駆け『有頂天家族』のメディア展開が活発になってきている。
 
まず『有頂天家族』の舞台である京都の京都市営交通にコラボラッピングバスが登場。6月12日から京都市内中心部を3ヶ月循環しアニメをアピールする。9月に行われる「京都国際マンガアニメフェア(京まふ)」の一環だがビジュアルからのアピールは多くの人の目にとまることだろう。
また4月に発表されていた「有頂天家族先行プレミアイベント」が6月16日にスタッフ・メインキャストそして原作者である森見登美彦氏を交えて京都南座でが行われる。
 
秋葉原では「有頂天家族」の展示会が、秋葉原UDXの東京アニメセンターにて6月23日まで開催されている。会場には原案イラストや月刊コミックバーズ(幻冬舎コミックス)にて連載中のコミカライズ版ビジュアル、複製原画のほかアニメーション制作を行っていP.A.WORKSのキャラクターデザイン画、原画、美術ボードなどが展示され気分を盛り上げている。
 
また原作をさらに楽しめ、アニメを楽しめる『有頂天家族』の公式ガイド本『有頂天家族公式読本』が幻冬舎より6月末発売される。原作者の森見登美彦氏のインタビュー、声優・能登麻美子氏、漫画家久米田康治氏、監督吉原正行氏との対談などが収録されているほか登美彦氏と「有頂天」の舞台を巡る、厳選せされた「有頂天式・京都観光コース」の紹介もされている。
 
「有頂天家族」は、タヌキと人間、てんぐが巻き起こす騒動を描く小説。アニメのキャラクター原案は「さよなら絶望先生」や「じょしらく」などの作者久米田康治氏が手がけ、テレビアニメ「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の演出を手掛けた吉原正行さんが監督を務める。アニメーション制作は美しい仕上がりで定評のある「花咲くいろは」を手掛けた「P.A.WORKS」が担当する。
 
※有頂天家族公式サイト http://www.uchoten-anime.com/
 
※放送日程
・TOKYO MX、KBS京都、サンテレビ 7月7日より毎週日曜日夜10:00~
・BS11              7月9日より毎週火曜日深夜0:00~
・キッズステーション       7月10日より毎週水曜日深夜0:00~
・KNB北日本放送          7月10日より毎週水曜日深夜1:58~
・配信:バンダイチャンネル
 
※「有頂天家族展
・期間:2013年6月11日(火)~6月23日(日) ※6月17日(月)休館
・開館時間:11:00~19:00
・会場:東京アニメセンター
・入場料:無料
 
※「有頂天家族公式読本」
・著者名 森見登美彦+「有頂天家族」親衛隊
・定価/発売日/体裁 500円+税 /6月末発売予定 /四六版168ページ
 
(c) 森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会
 

主人公の狸の矢三郎は人間の弁天に想いを寄せる

東京アニメセンターにて6月23日まで「有頂天家族」の展示会が開催されている

公式ガイド本『有頂天家族公式読本』も幻冬舎より6月末発売される予定だ

偉大な父の「阿呆の血」を色濃く受継いだ矢三郎

女子高生に化けている矢三郎

長男の矢一郎と矢三郎

矢三郎設定画

弁天設定画

女子高生に化けた矢三郎設定画

「有頂天家族」展では設定原案なども展示

女子高生矢三郎の設定原案

コミカライズ版ビジュアルも展示