スマートロボットは、ロボット同士がインターネットを通じて繋がり、データ連携することで成長していくロボットを指し、スマートフォン後の新たなデバイスとして注目されています。センサーやモーターなどの軽量・低価格化やIoTという大きな市場の流れにより、アメリカを中心にAIやクラウドを絡めて商品化される動きが活発になっています。その一方で、日本ではロボット販売会社はほぼ存在せず、メーカー側においても企業間連携がないためロボット技術のガラパゴス化が進行しているのが現状です。
上記のような背景の中、DMM.comでは、この度世界初のロボットキャリア事業として、まずはコミュニケーションロボット及びホビーロボットを中心にロボット販売プラットフォームを構築し、WEB上にてスマートロボットの販売を行って参ります。また、同時にIoT環境を構築することにより、スマートロボットから行動解析データの蓄積及び分析・レコメンド、AIシステム構築及びバージョンアップを行うことが可能となり、継続的な技術革新を実現します。
併せて、ロボット製造メーカー、ロボットテクノロジーメーカー、ロボット開発ベンチャー等、様々な最先端ロボット関連企業をDMM.make ROBOTSに集結させるととともに、DMM.comが昨年末開設した「DMM.make AKIBA」と連携させることで、「場所と技術の共有」によるロボット産業の脱ガラパゴス化を図って参ります。
本事業のロボット販売プラットフォームの初期アライアンスメンバーとして、富士ソフト株式会社、ユカイ工学株式会社、プレンプロジェクト有限会社、ロボットゆうえんちの4社及び、特別タイアップとして株式会社デアゴスティーニ・ジャパンが参画いたします。今後、各社がもつロボット頭脳のビッグデータを構築することで、“頭脳を活用する”革新的なロボット発明に活かして参ります。
DMM.comは、今後、産業用ロボットの技術をコンシューマ向けに転換させた製品化や、グローバル展開も視野に入れ、一層の努力を行って参ります。
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【ロボットクリエーター高橋智隆氏によるエンドースメントコメント】
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ロボット産業急成長への期待から、世界中の大手IT企業が次々とロボット分野に本格参入してきました。そんな中、ロボット先進国日本はそのリードを急速に失いつつあります。この熾烈な世界的競争が始まった今、これまでのようにビジネスマインドに欠ける旧体制で取り組んでいて良いはずはありません。
だからこそ、今回のハードウェアスタートアップ支援やロボット販売プラットフォーム等の大規模な取り組みは、日本が蓄えてきた潜在的な競争力を世界と戦う力に変えてくれると期待しています。DMM.makeROBOTSにより、私が思い描く、「10年以内に一人一台ロボットと暮らす」時代の到来が数年早まるのかも知れません。
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【株式会社DMM.com】
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名称 :株式会社DMM.com
本社 :東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー21階
代表者 :代表取締役社長 松栄 立也
URL :http://corp.dmm.com/